節分と言われてすぐに思い浮かぶのは豆まき。
子供のころ、節分になると
「鬼は外!福は内!」
言いながら庭に向かって豆をまきました。
「福は内!」のときには
「内」は「家?」と思って母と相談して
家の中にもまきました。笑
きっとこれは間違いだと思います。^^;
節分とは何かを知ろう。
節分とは季節を分ける節目にあたる日のことでもともとは1年に4回ありました。
「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日が元来の節分です。
現在、節分といえば「立春の前日」を指します。
これは旧暦では立春が年の始まりであり
節分である2月3日は大晦日となります。
新年を迎える前の大事な節目の日であるため
節分となったようです。
また1月20日頃から「大寒」になりますが
立春の前日にある「節分」は
「寒の明け」となります。
寒の入りと寒の明け。その時期は?「寒中」とつくものもチェックしてみた。(動画あり)
ようするに新しく春が始まる大切な時期であり
そこからも「節分」は立春の前日をさすようになったそうです。
節分に豆をまく。なぜ豆なのか。
節分の豆といえば「大豆」なぜ豆であり、大豆なのか。
良く考えると不思議ですよね。
ちなみに「落花生」を撒く地域もあるそで。
その地域は北海道、東北、信越地方。
鹿児島県や宮崎県でも落花生を撒くところがあるそうです。

私は千葉育ちです。
千葉は落花生の生産高が日本一。
畑など近くになくても
落花生は本当にどこにでもよく売られていて
家には必ずあるおやつでした。
落花生がとことん身近にあった私ですが
落花生を撒くということ自体を始めて知りました。^^;
さて。話を戻しましょう。笑
日本では「五穀」のひとつである大豆には
「穀霊が宿る」と言われています。
米よりも粒が大きいために
邪気を払う力があると考えられていたそうです。
豆は「魔の目」と言い換えられますね。
鬼の目にぶつけることで
魔滅(まめ)になるのだそうです。
節分用の豆は炒ったものを用意します。
これを「福豆」と呼びます。
炒った豆を使うのにも理由があるそうで
撒いた生豆から芽が出ると縁起が悪いから
ということのようです。
炒る=射るで、魔の目を射る。
語呂合わせでも繋がってしまう節分の秘密。
知れば知るほど感心してしまいます。
日本語って素晴らしいですね!笑
歳の数だけ豆を食べる理由
先に書きましたが、2月3日は旧暦では大晦日にあたる日でした。
歳の数だけといっても
その数は数え年で今現在の年齢にプラス1。
ひとつ多くに食べるのが本当の節分の豆の食べ方です。
火で炒った豆は邪気を払った豆であり魔滅ですね。
魔=鬼ですから豆は鬼そのものといえます。
その豆を食べのは
鬼退治をするために豆を食べるのです。
また火で炒った豆は「福豆」と呼ばれています。
福を年の数だけ体の中に入れることで
翌年も健康で幸せに過ごせますように。
という意味があるのだそうです。
ちなみに現代ではスーパーやコンビニで
当たり前に並んでいる節分用の豆。
「福豆」などのネーミングで販売されていますね。
鬼のお面がおまけについていたりするので
家庭ではお父さんが鬼役になったりしますね。
けど、元来は家長である父親か年男が
豆を撒いて鬼を追い払うものだったそうです。
今年の節分では元来の伝統に学び
お父さんだけが豆まきをし
子供たちは歳の数だけ豆を食べるという
元来の豆まきをしてみるのも良いですね。
子供たちがおとなしく従ってくれれば・・。
の話ですが。^^;
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